バックパッカー的英語上達法3(中上級編)
海外旅行で英語を上達させる
私は外国語学部でもなく語学学校にも行かず、旅行先でいろんな人と話すことで英語を上達させてきました。基本は高校までで習った英語。会話を重視しているので、分からなければ調べますが、基本は机に向かわないスタイルです。
バックパッカー的 英語上達法(初心者編) - メンタル弱めバックパッカー
バックパッカー的英語上達法(中上級編1) - メンタル弱めバックパッカー
今回の記事は以下のような方向け
- 少しでも相手の言うことが理解でき、簡単な文章で会話ができる人
- 一人旅に挑戦してみたい人
- ワーキングホリデーに行きたい人
- 国内旅行でも、外国人旅行客と交流したい人
- 英語の環境に身を置いて挑戦したい人
今回の英語上達法はゲストハウスで交流しよう、あわよくば行動する仲間を見つけてしまおう編です。これこそ、バックパッカーをやる醍醐味だと思っています。(スーツケースの時もありますが。笑)。国内旅行でもこれはできるのでおススメです。
1.ゲストハウス(ホステル)で他の旅行客と交流する
今まで旅行してきた中で、ゲストハウスでいろんな人と話した事が私のリスニングとスピーキングを上達させた理由のひとつです。
私のつたない英語でも相手がちゃんと会話してくれたおかげで、文化の違い、旅行先の情報、共通の趣味など話すことができ、単語力も増えました。
ぜひ皆さんにも挑戦してほしいと思います。
1-1.ゲストハウス、ホステルを見つける
最近は手ごろな値段で綺麗な場所がたくさん見つけられます。私はagoda, booking.comをよく使います。(Booking.comは宿側が手数料負担してるのでオーナーさんたちは嫌がりますけどね。)
【個人的な良い宿探しのポイント】
・部屋の写真(二段ベッドでもカーテンが付いてる方がプライバシーが守れるので)
・レビュー
・立地(バックパックを背負って長時間歩きたくない)
・エアコン(暑い地域の場合)
・女性専用のドミトリー(男女共用でもいいが、女性ドミのが清潔かつ安全)
この辺りを見て、自分の予算に会うところを探します。
1-2.共有スペース、キッチンでの交流
共有スペースでは、他の旅行客と話すきっかけがたくさんあります。ここで時間を過ごしてみましょう。
日本や物価の安い国では外食で済ませてしまうことが多いです。しかし、欧米の国では外食がかなり高い国もあり、スーパーで買ってきて共有キッチンで自炊することもあります。料理しているときに、「何作ってるの?」みたいな会話から入ることもできますね。
1-3.相部屋の人と話してみよう
部屋に入って誰かいたらとりあえず挨拶が基本。まずはどの国籍であっても「Hello」と言ってみましょう。
そして話しかけてもよさそうな雰囲気ならもう少し話してみます。出身、どのくらい旅行してるか、何泊するか、どこに行ったかなどの質問。これは万国共通。毎回あるので絶対聞かれると心得てください。
1-4.スタッフと仲良くなろう
基本的に、こういう宿泊施設のスタッフはフレンドリーな人が多いです。旅行先の情報、おすすめのレストラン、行きたい場所への交通手段を聞いたりします。これもいい英語の練習になります。紙に書いてもらうとわかりやすいですね。地元の人の意見がいちばん参考になります。
2.英語だと何を話していいか分からないあなたへ
2-1.旅行は共通の話題!
・「今日夕食どうするの?」とか「今日はなにするの」と聞いてみる
一人旅の人も多くいるので、たまに話が合うと一緒にご飯を食べに行ったりします。これは日本であってもできますよね。(【注】ナンパではありません。)
・相手のことを聞く、旅の情報交換
必ず「何泊するの?(How long are you here for?)」、次どこにいくか、なにがおススメかという話になります。日本に興味がある人がいれば日本のことを教えたり、逆に相手の国のことを聞いてみます。
・訛りは気にしない
ネイティブ、非ネイティブ、色んな英語の訛りに触れてください。日本人訛り、英語圏でもニュージーランドは訛ってるとか…、非ネイティブは文法間違ってるとか…小さいことは気にしない。TED talk 見たら色んな訛りがあるでしょ??
2-2.相手の使う単語やフレーズを真似してみる
日本人は英語に苦手意識を持っていますが、中学高校である程度の文法と単語は勉強してきています。
でも、アウトプット量が少ないので覚えた単語を使えない。(本当に忘れてしまった…!という方は中学英語の基礎は勉強するといいです)
だから私は会話を通して自分の知ってる単語の使い方を覚えて真似していくんです。学生時代に覚えた単語を相手が会話に使ったとき「この単語はこうやって使うんだ」と腑に落ちるわけです。
ある時、スイス人女性との会話で彼女が「日本や中国などアジア人の出身国を見分けるのが難しい 」と言いました。その時「recognize (認識する)」を使ったんです。
なるほど!と思った私は「recognize 」を使って「私にとっては欧米人の国を見分けるのは難しい」と言いました。こんな感じ。
また、部屋の案内をしてもらったとき、電気の位置だとかはジェスチャーでわかります。そういう”なんとなく雰囲気でわかる”ものについて、英語でどう言っているか気にするようにしています。
単語帳の例文丸暗記したって、私の脳内からは数日で抜けてしまうのですが
この「アハ体験(古い)」的なのはずっと忘れません。
これはリスニング力の強化にもつながりますし、youtubeや映画をみるときにも使えます。 知ってる単語をできる限り拾っていく方法です。
3.おわりに
最初は実際に話しても「これ英語でなんていうの?」ばかりでした。その都度調べたり、スマホをうまく使ったりしてきました。旅行の思い出ってなかなか忘れないですよね。だから旅行先で頑張って話したら、その時覚えた英語とか会話って忘れにくいです。
プラス自己学習で単語帳みたり、好きなyoutuberで英語学習したり、オンライン英会話やってさらに上達させていました。(これもやはり大事)
旅行にいったら英語ができるようになるのではなく、話せたという自信や、実際に話して気づいた発見・もどかしさがモチベーションになるんです。
私は単純に、一人旅が好き・海外のことや文化を知ることが好き・自分と違う意見を聞くのが好き、なので、この方法があっていたんだと思います。
もし、少しでもやる気が出たり参考になれば嬉しいです。