繊細バックパッカー

旅を通じた人との出会いを大切にしています。英語、環境問題、旅行、ワーホリのことなど。

普通のホームステイじゃない?WWOOFとは


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昨年私はニュージーランドでワーキングホリデーをしていました。

もともとニュージーランドを選んだのは、自然があるところへ行きたいという理由。その通り、海・山・森・川・氷河と雄大な自然に心癒されるばかりでした。

地形や地震が多いのも日本と似ている国です。

 

今回はWWOOFという制度についてお話します。ワーキングホリデーしたり農業に興味ある方はしっているかもしれませんね。

 

WWOOFの良いところは、ホームステイしながら農業を学ぶだけでなく、英語(または現地語)を学び、現地の人との交流もでき、お金も節約できるところです

 

オーガニック栽培や家庭菜園、動物、畜産業、パーマカルチャー、自然と触れあう生活に興味がある人にはおススメです。

パーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化(カルチャー)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法です。

※パーマカルチャーセンタージャパンHPより

 

 

1.WWOOFとは

WWOOFというのは"World wide opportunities in Organic Farm" の略です。

直訳するとつまり有機農場で働きたい人のことです。

基本はホームステイで、働いた給料の代わりに飲食と宿を提供してもらいます。WWOOFの制度は世界中にあり、日本でも登録している農家さんがたくさんいます。

大規模な農場もあれば、動物のファーム、個人の家の手伝いまで様々なので、自分の学びたいことや体験してみたいライフスタイルに合わせてホスト先を選んでみるといいと思います。

私は大規模農場は行かず、個人的に小さくやっている家庭に行っていました。

期間はホストにより数日~数週間、数か月のものまで。労働時間は4~6時間くらい。あまった時間は観光したり自由時間に使えます。

wwoofのいいのは英語の練習にもなり、いろんな家庭の在り方、働き方、人生が知れることですかね。

似たような仕組みで、別のサイトとしてWork awayやHelp Xというものもあります。(こちらは農業以外にもジャンルがあります)

 

2.海外旅行でWWOOFできるの?

やりやすいのは、やはり留学やワーキングホリデーで滞在している人や、長期の休暇を取っている人でしょう。しかし、ホストによって受け入れ期間が違い、数日間の受け入れOKとしている人もいます。約2週間の旅行のうち数日間をWWOOFした人に出会ったこともあります。若者が多いですが、年齢制限はありなせん。(未成年は保護者同伴)

WWOOFサイトでは年間費を払ってサイトに登録しなければなりません。

 

3. wwoof のメリット

・自然に触れる素晴らしさ・楽しさが知れる

・農業体験ができる、学べる

・動物好きは動物の世話ができる

・生きた英語が学べる

・メールのやり取り、プロフィール作成などにより書く力(ライティング)もつく

・いろんな家族の在り方、人生を知ることができる

・旅資金の節約ができる

・他の旅人との交流もできる

 

4.私が泊まったWWOOF先

私はニュージーランド滞在中に8件のお宅・施設に泊まらせてもらいました。

・ヨガ・瞑想リトリートセンター(北島タウポ)

・海が見渡せるパーマカルチャーファーム(北島ワイヘキ島)

・パーマカルチャー農園とゲストハウス(南島カラメア)

・家庭菜園と鳥を飼って生活するセミリタイア夫婦(北島ネイピア)

・馬のブリーダーをしているファーム(北島ケリケリ)

・牛・豚・鳥を飼って、自給自足に近い生活を送る大家族(南島ホキティカ)

・引っ越したばかりの家族の庭仕事のお手伝い(笑)(南島ネルソン)

・すてきな庭で家庭菜園を営む75歳のアクティブおばあさん(南島クライストチャーチ

 

私はパーマカルチャーを実践している人、オーガニックで家庭菜園をしている人、のところに行っていました。なので商業的に畑を運営しているところには行っていません。

また、これも季節や時期、ホストと自分の予定が合わないといけないので、毎回希望している場所に行けるとは限りませんので。

統一感がないですが、結果的にいろんな家族の在り方が見えたり、移民家族だったり、異文化交流という意味でも楽しかったです。

 

5.私がWWOOFに興味を持ったきっかけ

数年前にパーマカルチャーという持続可能な社会をつくる仕組みを知り、衝撃をうけました。そのころから私は大量消費に疑問を感じたり、毎日大量に出るプラスチックに嫌気がさしたり、建物があふれた街並みに疲れてきて。

それから自然を身近に感じられる生活がしたいなと憧れていました。

それと共に、健康な食事をすることは精神面にも大切だち感じ、食の安全にも興味を持ち始めました。

そこで自然に近い生活がしたいと思い、WWOOFという制度を使って家庭菜園やパーマカルチャー生活を実践している人の家にホームステイしながら点々としていました。

 

6.(おまけ)英語の本でガーデニングを学んでみる

家庭菜園の知識が一ミリもなかった私は現地の本屋で気になった本を買ってみました。英語の勉強もかねて。

気を付けないといけないのは、南半球の本は季節が日本と逆なので、植える時期を間違えないようにしないといけないことですね。笑

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あと、これはニュージーランドガーデニング雑誌。色使いもカラフルでおしゃれです。

ここに、私のWWOOFホストマザーも一度掲載されました。記事の内容を一緒に考えたのはいい思い出です。

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おわりに

WWOOFの体験は私の人生観を変えたといってもいいほど、すてきな体験と出会いがありました。今回はWWOOFの軽い紹介をしただけなので、また具体的な体験記なども書きたいなと思っています。

読んでいただきありがとうございました。 

 

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