繊細バックパッカー

旅を通じた人との出会いを大切にしています。英語、環境問題、旅行、ワーホリのことなど。

他人を気にして疲れてしまうあなたへ。

英語や旅行のことを書いてきたのですが、今日は別の話題に。


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「あの人はどう思ったんだろうか」と考え込んでしまったり、「なんて自分はダメな人間なんだ」と落ち込んだりすることありますよね。

人間誰しもあると思います。気にしない人や、すぐに気持ちの切り替えができる人は良いですね。だって考えたってしょうがないのですから。

 

分かっている。でも私はすごく悩んで、しまいには自分を責めて辛くなっていくのです。(考えすぎとよく言われます)

 

落ち込むときって

 ・相手の期待に応えられなかった(怒られる、好かれない、面接に落ちる)

 ・自分の期待に応えられなかった(目標が達成できない、何もできない、無力感)

 ・他人との比較

こういうのがあるのかなと思います。

 

たくさんの本を読んできて、たくさんインターネットで検索して。救われたと思っても、新たな悩みがでてくる。

 

そんなとき、ある詩に出会いました。

フレデリック・パールズ(フリッツ・パールズ)という精神科医が読んだ詩です。(彼の治療はゲシュタルト療法と言われています)

 

ゲシュタルトの祈り

 私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。  

   英訳

I do my thing, and you do your thing.

I am not in this world to live up to your expectations, And you are not in this world to live up to mine.

You are you, and I am I, and if by the chance we find each other, it’s beautiful. If not, it can’t be helped.   

 

最後の文が好きです。そもそも自分を理解してくれる人、分かり合える人に出会えるのなんて稀なのかもしれません。もし出会えたら良いし、もし出会わなかったとしても、それでいいのです

日本語訳は何パターンかありますが、私はこの訳が好きです。

また、英語だと ”If not, it can be helped” なのですが、この "helped" が合わなくたっていいんだと言っているような気がします。

 

最初はこの詩を読んでも、素通りでした。でもじっくりと考えて読んでみたときに、救いの言葉に感じられたのです。

 

どうしても、相手に「期待」してしまうから、気づ付けられたとか裏切られたとか思ってしまうんでしょうね。

そして自分に対しても、自分の期待に応えられなかったとき責めてしまうんだろうな。

 

最近は辛い時、この詩を唱えるようにしています。心が落ち着くのです。

 

今日友人に会ったのですが、「面白い先輩がいる」とある女性を紹介されました。

話していくうちに違和感を感じ、あぁ、この話し方は某ネットワークビジネスの勧誘方法だと気づいたときには、来週家に来なよと誘われていた。念のためインスタ見たらビンゴ。

一時間お茶したあと、どっと疲れました。

 

まだ会社名だしてないし勧誘されてないし、悪い人じゃないかもしれない。でも、私は会話のなかで感じた違和感からもう会いたくなかった。

だから丁重に謝って次回会うのはお断りしました。そしたら大丈夫だよって丸く収まった。この人とは合わなかっただけ。以上。

(実はこういう方々にあうのは3回目、毎回勧誘前に感づいて逃げる。笑)

疲れた。庭の土でも触りたい気分。自然に触れたい。笑

 

 私のブログも、今回の記事も、万人に受けなくていい。

もし私に共感してくれる人がいたら、それは素敵なことですね。

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